院長からのメッセージ

院長からのメッセージ

新垣 晃

臨床研修医の君達へ

「先輩は後輩を育てる義務がある。後輩はその先輩を追い抜く義務がある」

―医師になりたての頃、恩師に言われた言葉です。

豊見城中央病院では、2003年より「群星沖縄」の基幹病院の一員として臨床研修病院となるための準備をおこない、2004年に新臨床研修制度が発足すると同時に、毎年10名前後の研修医が集い学んで来ました。当院の新規入院患者は毎月1000名以上で、そのうち救急搬送されてきた患者は400名近くおり、私達医師に臨床を教えてくださるのはこの患者様であります。研修医のメッカである沖縄県内で、当院は最も患者様が多く集まる病院のひとつとなります。

また当院には、内科、外科系合わせて100名以上の医師を擁し、すべての診療科でその道のスペシャリストの先生方が高度な専門医療を行っています。当院の臨床研修において、救急医療から各専門分野までの充実した臨床研修を行ってもらい、さらに当院のスタッフを追い抜く医療・技量を身に付けてもらいたい。そしていつの日か、また当院で一緒に働ける機会が得られればこんな幸せなことはないだろう!と思います。

研修医の生活がかなり忙しいのは事実です。朝のカンファレンス、回診、午前・午後の診療または手術、さらに救急当直など。しかし、そのような中でも「1日30分は確実に自分をさらに向上させるエキストラな時間をつくろう」と提案したいのです。例えば、その30分の時間で文献をひとつ読む、語学勉強の時間に当てる、日記を書く、何か運動の時間にするなど。さて、どこでそのような時間をつくることができるだろう?30分でもまとめて作るのは意外と難しく、となると、私の場合、朝の時間が最も確実となります。15分の時間を2回作るなどスキマ時間を活用するのもいいでしょう。まずは30日間、毎日続けること、それが習慣になります。短い時間の持続的な積み重ねが自らを大きく変身させることになるでしょう。

医学生の皆様、研修医の皆様、豊見城中央病院での臨床研修を通じ、共に飛躍の医療人生を歩もうではないか!

  • 豊見城中央病院 院長
  • 新垣 晃