インタビュー:嘉数 真教(研修管理委員長)
嘉数 真教

インタビュー:嘉数 真教(研修管理委員長)

嘉数 真教
医師を目指したきっかけを教えて下さい。
技術職に憧れがあり、その中で最も興味を持てたのが医師という職業でした。
豊見城中央病院の環境について教えて下さい。
当院は病床数378床の地域医療支援病院で、那覇市以南の南部地区が主な医療圏です。那覇空港から最も近い総合病院であるという地理的な特徴があります。
各科専門医師数110名を含め、約1300名の職員が患者様に関わり、設備に関しては最新の機器が導入されておりすべての疾患に対応できる環境にあります。
プログラムの特徴を教えて下さい。
当院では群星沖縄とRyuMICの2つの研修プログラムに参加しています。群星沖縄プログラムは主に、身体所見・臨床診断能力の向上を中心にプログラムされており、徳田先生を中心とした総合内科の極意、寺澤先生を中心とした救急現場での極意などを中心に多くの先生方の指導を受けることができます。また、外科においては外傷救急処置を学ぶTomitec(外科初期診療トレーニング)を独自で開催しています。
指導医として心がけていることはどのようなことですか。
研修医のみならず後輩を指導する際には、教える時間・指導する時間など、付き合う時間を惜しんではいけないと考えています。
どんな医師を目指してほしいですか。
病気だけを治すのではなく、患者に寄り添い、満足してもらえる医療を行える医師になってほしいと思います。「病気に厳しく、患者にやさしい」をモットーにしています。
初期研修において大事なこととは。
医師としての最初の2年間は、限られた時間の中で出来るだけ多くの臨床経験を積むということが大切だと思っています。患者さんを多く診察して、多くのことを学ばせてもらい、今後付き合っていく諸先輩、同僚との信頼関係を築いていくことが大切だと思います。そのためには責任ある仕事をすることです。
採用のポイントがあれば教えて下さい。
社会人としてのスタートという点ではみんな同じです。それまでの成績は問いません。元気でやる気を見せることが大切です。
救急の現場について教えて下さい。
当院は24時間体制で1次から3次までの救急受け入れを行っています。そのトリアージ・初期対応を研修医が行い、内科2人、外科2人、産婦人科、循環器ICU当直医らが指導医としてバックアップしています。
日中は救急専属医がドクターカーを運営しており、また、伝送心電図システムを運用し、より早い心筋梗塞治療に取り組んでいます。
研修医に支えてもらっていると感じるときはどんなときですか。
循環器内科をやっている立場上、回診にかける時間が充分でないことが多いのですが、その分研修医の先生が入院患者さんたちに細かい対応をしてくれており、大分助けられています。
研修委員長という立場であるが、研修医の先生たちがいろいろな意見、アイデアを出してくれるので、より良い研修環境づくりをしていけていると思います。
これから先、取り組みたいこと、ビジョンがあれば教えて下さい。
診断能力をより高いレベルにもっていけるような研修プログラムを作ることです。後期研修医を増やし、屋根瓦式の研修システムを作りたいと考えています。
そのためには指導医のスキルアップも必要であり、また指導医が教育法を学ぶようなシステム作りに取り組んでいます。